SASとは、SAS Institute Inc. ( SAS 社)が提供するアナリティクス・ソフトウェアの製品群の総称です。
SASプログラムを使うと、データへのアクセス、管理、解析、プレゼンテーションが行えます。
SASで各自のデータを操作するには、そのデータをSASデータセットと呼ばれる特別な形式に変換する必要があります。
目次
ライブラリ
・Sashelp
サンプルデータや、SASの動作を制御するファイルが含まれる永久ライブラリ。このライブラリは、読み取り専用です。
・Sasuser
Profileカタログにある、個人用の設定を保存するSASファイルが含まれる永久ライブラリ。作成したファイルを保存するのに便利なライブラリ。
・Work
次のセッションに保存する必要のないファイルが含まれる一時ライブラリ。
・メンバ
SASライブラリ内のSASファイル。
SASデータセット
データのディスクリプタの情報と値を含んだファイル。
ビュー
データのディスクリプタの情報と、SASファイルや外部ファイルからデータ値を読み込む際に必要となる情報のみを含んだSASデータセットの出力形式の1つ。ビューには、データにアクセスするロジックだけが存在し、データ自体は存在しない。
SASカタログ
エントリと呼ばれるより小規模な単位の情報を格納するSASファイルのひとつ 。
多次元テーブル
グループや次元に要約される情報を含むテーブル。
ライブラリ名
・最大長は8文字
・1文字目は、文字またはアンダースコアで始める必要がある
・2文字目以降は、文字、数字、アンダースコアが使える
※SASライブラリは削除できるが、SASライブラリを削除すると、SASはこのライブラリにアクセスできなくなるので注意してください。
しかし、ライブラリのコンテンツは、動作環境に引き続き存在しています。